スポーティさを感じさせるラヴァリナ・レザー

2022年、BMW ALPINA B4とBMW ALPINA D4 Sが発表されました。そして、インテリアのカスタマイズ・オプションの選択肢も広がり、アルピナ社のレザー・ワークショップのもうひとつのハイライトであるラヴァリナ・インテリアと、オプションとしてBMW Mスポーツ・シートが加わりました。

ラヴァリナ・インテリアに用いられるのは、自動車用としては最高品質とされるレザーで、ドイツ南部、オーストリア、スイス、イタリア北部の特別契約を結んだ牧場から入手し、樽で染色したフルグレイン・カウハイド(成牛の皮革)です。レザーは最高品質の天然植物油のみを使用してなめし加工を施し、なめらかな手触りと美しい外観を特徴とした天然素材となります。また、ラヴァリナ・レザーは通気性、湿度や温度の調節機能の面でも大変優れています。

BMW ALPINA B4とBMW ALPINA D4 Sにオプションで用意されているBMW Mスポーツ・シートは、高さが電動で調節される一体型ヘッドレストを組み合わせた、バケット・シートのような外観の特別なデザインを特徴としています。また、運転席と助手席のランバー・サポートと幅調節機能を搭載し、横方向の安定性を常に最適に確保できます。ドアや他のインテリア・コンポーネントに加え、アルピナ社のレザー・ワークショップではシートの種類毎に特別に考案したデザインが用いられています。シート表皮のデザインは、シートのベーシックなフォルムから感じられるスポーティさに重点が置かれ、シートの一部とバックレストをアルカンタラで仕上げることによってそのスポーティさをいっそう引き立てています。ベロア仕上げの高品質なマイクロファイバー素材は快適性に優れ、バツグンのグリップ力を発揮します。さらに、センター・パネルは微細孔加工を施した ラヴァリナ・レザーで仕上げられています。

手仕上げのラヴァリナ・オプションには2種類あります。1つ目はシートとアームレストにラヴァリナ・レザーを使用するもので(LAVALINA l)、ラヴァリナ・レザーの優れた快適性と通気性を堪能したいお客様にピッタリです。もうひとつはフルレザー・インテリアで(LAVALINA ll)、インテリアのほぼすべての領域をお客様のご希望に合わせて設計でき、レザーの色、ステッチ、刺しゅう 、エンボス加工などはお好みに合わせてお選びいただけます。色については16のスタンダード・カラーから選択いただけますが、それ以外のカラーでもお好みに合わせて染色できるため、お気に入りの革靴やハンドバッグのカラーを再現することもできます。なお、アルカンタラは45色からお選びいただけます。

 

 

フルレザー・ラヴァリナ・インテリアを仕上げるために、アルピナ社のレザー・ワークショップの経験豊富なマイスターでも作業に約90時間かかります。ひとつひとつの工程は愛情を込めて手作業で進められます。まず、皮革加工のエキスパートの熟練の目で皮革の品質をcm単位の精度でチェックし、個々のレザー・パーツを所定のサイズに裁断してから、高度なクラフトマンシップを駆使してそれぞれのマスターピースに縫い付けられていきます。このため、ラヴァリナ・インテリアはひとつとして同じものはありません。

 


*写真は日本仕様とは一部異なります。また、日本には導入していないアクセサリーも含まれております。
*日本仕様においては、受注いただいたタイミングなど諸条件によって、一部お応えできない場合がございます。
*本記事は独アルピナ社(ALPINA Burkard Bovensiepen GmbH + Co. KG )発行のニュースレターの翻訳であり、日本市場と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。