個性的でありながら、まぎれもなくアルピナ – BMW ALPINA B5 GT


自動車業界ではここ数年、カスタマイズオプションの重要性がますます高まっています。ドイツ・バイエルン州で小規模な量産を手がけるメーカーとして、アルピナは常にさまざまな可能性を活かしつつ、少数の愛好家向けにエクスクルーシブなモデルを提供してきました。その最たる例となるのが、BMW ALPINA B5 GTです。
非日常を重んじる自動車ファンにとってまさに「逸品」となるモデルに仕上がっています。総生産台数わずか250台の限定特別モデルの詳細についてはこちらをご紹介します。

ペイント・ワーク

BMW ALPINA B5 GTの外観は、細部に至るまで反映されたデザイン・カラーのマロン・ヴォルチャーノを特徴としており、アルピナ・ブルーとアルピナ・グリーンというアルピナ独自のペイント・ワークとともに巧みにコーディネートされています。
また、ボディ・カラーでは個性を追求できるよう、BMW ALPINA B5 GTには、上品で控えめな「ペトロール・マイカ」、ソリッドな「チョーク」など、他と一線を画した6色のオプションが用意されています。

アルピナ・クラシック・ホイール

最新のデザインを取り入れた20インチ アルピナ鍛造クラシック・ホイールはマロン・ヴォルチャーノの特別仕上げとなっています。

リム・フランジに「B5 GT」のロゴが特別に配されていて、 このロゴはトップコートとクリアコートの間に機械で特殊なパッドプリントを施し、控えめながら高品質なディテールを実現しています。

マロン・ヴォルチャーノ

ホイールのほか、フロント・スポイラーの「ALPINA」のロゴ、「B5 GT」のロゴを配したデコセット、さらに車両後部のモデル名にもマロン・ヴォルチャーノが採用されています。B5 GTのキャラクター・カラーであるマロン・ヴォルチャーノは、BMW ALPINA B5 GTのエクステリアだけでなく、インテリアのディテールにも採用されており、この限定モデルの特別感を際立たせています。ラヴァリナ・レザーで覆われたアルピナ・スポーツ・ステアリング・ホイールのステッチ、標準装備のラゲッジ・マットとフロア・マットのレザー・パイピング、スウィッチ・トロニック・パドルシフトはすべてマロン・ヴォルチャーノで仕上げられています。

個性的なインテリア

インテリアには、2種類のメリノ・レザーが用意されています。

B5 GT 専用シート

さらに、BMW ALPINA B5 GTだけの特別なシートも限定数で用意されています。サイド・ボルスターが張り出し、アルカンタラ・シート・センターを採用した、よりスポーティなシートとなっています。シート・バックレストには「ALPINA」のロゴ、フロント・シートのヘッドレストには「B5 GT」のロゴを配した2つの特別なディテールが、シートのスポーティな個性を際立たせています。また、シート・トリムとフロント・シートの背面もレザーで丁寧に覆われています。

アルピナ社のレザー・ワークショップでは、マイスターのウルリッヒ・ツェッケを筆頭に13人のスタッフが、お客様の個々の希望を実現するために真心をこめて手作業でインテリアを仕上げています。アルピナに入社して28年になる彼は、ワークショップのスタッフの大半を自ら育ててきました。「アルピナでは、レザー・ワークショップは特別な形の手工芸となっています。ここで経験を積み重ねたスタッフは、単なる自動車関連の皮革職人の枠を超え、アルピナ社独自のスキルを有する皮革職人となっていきます」とツェッケは誇らしげに話します。その2つの違いについて彼はこう説明します。「私たちは常に、自動車を総合的な作品であると捉えています。アルピナのこの哲学は製造段階の隅々にまで反映されています。それがアルピナでの私たちの仕事を特別なものにしているのです。」

 


*写真は日本仕様とは一部異なります。また、日本には導入していないアクセサリーも含まれております。
*日本仕様においては、受注いただいたタイミングなど諸条件によって、一部お応えできない場合がございます。
*本記事は独アルピナ社(ALPINA Burkard Bovensiepen GmbH + Co. KG )発行のニュースレターの翻訳であり、日本市場と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。