滑走路で体感するALPINAのDNA
また、滑走路を使用した「ALPINAレーシング・タクシー」も実施され、プロドライバーの走行に同乗できる貴重な体験は、参加者から大好評を博しました。

日程: 2025年9月13日(土)11:00〜20:00
会場: バイエルン州ペンツィング・フリーガーホルスト(旧空軍基地)
ALPINA創業60周年を記念した史上最大規模のイベント「ALPINA CLASSIC Day 2025」が、ドイツ・バイエルン州で開催されました。会場には歴代の名車から最新モデルまで、ALPINAファミリーの中でもとりわけ希少で美しい車両が多数展示されました。
美しいALPINAの姿を背景に、60年の歴史を振り返りながら、世界中から集まった愛好家たちとの交流が繰り広げられました。
快晴に恵まれたこの日、午前11時のオープンと同時にヨーロッパ各地から800台以上のALPINA車と約1,000名のオーナーが集結。広大な駐車場は、モデル別・年式別に整然と並べられた車両によって、まるで一大展示会場のように変貌し、自然とオーナー同士の交流の輪が広がっていきました。
格納庫内のステージでは、「ALPINAの軌跡」「モータースポーツの歴史」「技術革新の歩み」などをテーマに、ALPINA社代表アンドレアス氏とフローリアン氏による講演が行われ、満席の会場からはALPINAへの深い関心と敬意が感じられました。
ライフスタイル・アクセサリーの限定販売コーナーも設けられ、当日限定価格ということもあり終日長蛇の列。ほぼ完売となるほどの盛況ぶりでした。
屋外エリアでは、歴代モデルの展示に加え、ミシュランやピレリなどのサプライヤーブースも設置。ALPINAとの長年のパートナーシップを体感できる内容となっていました。
隣接したALPINAワインスタンドでは、来場者同士が語らいを楽しみ、和やかな雰囲気に包まれていました。
また、滑走路を使用した「ALPINAレーシング・タクシー」も実施され、プロドライバーの走行に同乗できる貴重な体験は、参加者から大好評を博しました。
さらに、地元バイエルンのグルメを楽しめるキッチンカーが並び、まるでオクトーバーフェストのような賑わいの中、ALPINA談義とともに歓談のひとときが流れていました。
イベントの締めくくりには、来場オーナーの愛車による「ALPINAコンコース(コンクール)」が開催され、最も美しく保存されている車、最遠距離からの来場車などが表彰され、大きな注目を集めました。
会場全体がアルピナ・ファミリーによる温かく上品な空気感に包まれ、国境を越えて親戚のように交流し合う姿はまさにALPINAならでは。我々日本チームも瞬く間にその雰囲気に溶け込み、ファミリーの一員としての誇りをあらためて実感しました。
60周年を祝う特別なしつらえの空間で、アルピナ・オーナーとしての喜びと深い満足感を胸に、かけがえのないひとときを共有することができました。