ドイツの最も⼩さな⾃動⾞メーカーが仕⽴てる「⾃動⾞グルメ」のためのクルマ

アルピナ(アルピナ・ブルカルト・ボーフェンジーペン有限&合資会社)は、BMW社との強固な信頼関係のもと、BMWをベースとして、独自の哲学で外装、内装そして機関部を仕立て直した特別なモデルを世に送り出しています。年間の生産台数はわずか1,700台程度であり、うち日本で販売されるのは300台前後。大量生産的な価値観とは一線を画し、少数の愛好家向けに熟練のエンジニアが仕立てる稀少なクルマです。

⽺の⽪をかぶった狼
速さと快適性の完璧なバランス

アルピナが創るクルマ―BMW ALPINAは、性能表記に「巡航最⾼速度」という公称値を⽤います。ドイツのアウトバーンにおいて時速300㎞を真の実⽤域とする―つまりその速度でどこまでも快適に⾛り続ける―ために、エンジン、トランスミッション、シャシー、ホイール・タイヤから、ステアリング、インテリアに⾄るまで、あらゆる箇所に特別な仕⽴てが施され、独特の製品が⽣み出されます。

ツーリングレースで鍛えられた本物の⾼性能

アルピナの創始者であるブルカルト・ボーフェンジーペンは、1960年代の初頭からBMWのチューニングでその名を知られ、1970年代にBMW 3.0CSLによるツーリングカー・レース活動を主導したことでBMW社の信頼を勝ち得ました。1970年にはドイツのすべてのチャンピオンシップで優勝するなど圧倒的な強さを⾒せ、そのパフォーマンスの⾼さを世界に知らしめています。

1978年以降、アルピナ社は市販コンプリート・カーを開発するメーカーに変貌しました。モーター・スポーツの世界での活躍をバックボーンとするアルピナ・モデルは、ベースモデルを上回るパフォーマンスとハンドリングを与えながら、同時に快適で滑らかな乗り⼼地を実現しています。

BMW ALPINA モデル・ラインナップ

全てのモデルに貫かれた稀有なクルマづくりは、アルピナの哲学として、 今も脈々と受け継がれています。