エンジン

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BMW ALPINAの全モデルは、最先端テクノロジーを駆使した最高水準のエンジンを搭載しています。ガソリン・エンジンおよびディーゼル・エンジン、6気筒および8気筒のいずれも、卓越した高出力・高トルク、そして優れた燃費効率が印象的です。

ALPINAのエンジニアリングのベース車両は、エンジン・テクノロジーの分野で長年にわたってリーダー・カンパニーと評価されるBMWです。BMWの優れたパワー・トレーンは、卓越した出力特性だけでなく、燃費効率やエキゾースト・エミッション低減技術の分野でも最高レベルです。ALPINA社のエンジニアは、40年以上のエンジン開発の経験やノウハウをもとに、小規模生産のメリットを活用したフレキシブルな体制によって、刺激的なパワー・ユニットの開発を行っています。

小規模生産にこだわる類稀な自動車メーカーであるALPINA社は、経験豊富なエンジニアと熟練のチームが、高性能エンジニアリング・センターの設備を駆使して、柔軟な技術開発を行うことができます。こうして私たちは、あらゆる状況で完璧な性能を発揮するために厳しい試験に合格したエンジンとドライブ・トレーン・コンポーネントを提供しています。同時に、ALPINA車のすべてのエンジンは、ヨーロッパのみならずカリフォルニアや日本市場の厳しい排出ガス基準を満たしています。

8気筒 BITURBO ガソリン (B7 BITURBO)

BMWの最先端のエンジン技術とALPINAの大がかりな開発により、BMW ALPINA B7 Bi-Turboの出力とトルクは、まったく新しい次元に引き上げられています。

新世代4.4リッター8気筒エンジンは、Bi-Turbo、ガソリン・ダイレクト・インジェクション、バルブトロニックを採用。5,750~6,250rpmで447kW (608PS) の凄まじい出力を発生し、最大トルクは3,000rpm以上で800Nm(81.6kgm)を発揮します。

このハイパワー・エンジンを搭載するB7 Bi-Turboの動力性能は圧巻の水準に達しており、わずか4.2秒後に100km/hに到達します。巡航最高速度は330km/hです。

エンジン・パワーは無駄なくホイールに伝達され、優れたスロットル・レスポンスと高トルク特性によって、低速走行中でもドライバーのペダル操作で直ちに圧巻の加速が得られます。あらゆる場面で、高揚感を堪能できるでしょう。エンジニアリングに関するALPINAの奥深いノウハウに加えて、インテーク・システム、ターボチャージャー、クーリング・システムなど数多くの技術的ハイライトが、B7 Bi-Turboのハイ・パフォーマンスを実現します。

V8エンジンのシリンダー・バンク内に配置したBi-Turboチャージング・システムは、ツイン・スクロール・タービンと大型コンプレッサー・ホイールを内蔵した専用開発の2基のターボ・チャージャーで構成されます。

この過給システムは、低速域から排気ガスのエネルギーを極めて効率的に利用できます。その結果、ドライバーのアクセル操作に素早く反応し、瞬時にパワーが生み出されます。

ALPINAインテーク・システム (インテーク・ダクト、エア・フィルター・ハウジング、インテーク・マニホールド) は、最大限の効率を発揮するように仕上げられています。大型ラジエーターなどで構成される高性能エンジン・クーリング・システムも、エンジンの運転効率を高めるキー・テクノロジーです。インテーク・マニホールドに組み込んだ間接冷却式インタークーラーによって、インテーク・エアの経路を短縮し、チャージングのレスポンスを向上しています。大容量の冷却システムは、高負荷連続運転時でもV8 Bi-Turboエンジンの安定した作動を保証します。

 

 

8気筒 BITURBO ガソリン (B5 BITURBO / B6 BITURBO)

4.4リッターV8 Bi-Turboエンジンは、継続的な開発によって幾度かのアップグレードが行われ、出力が大きく向上してきました。最新バージョンは441kW (600PS)/ 6,000rpmの最高出力と、800Nm(81.6kgm)/ 3,500~4,500rpmの最大トルクを発生します。

特製の大径ターボチャージャー2基を備え、並列過給によって幅広い回転域で高出力・高トルクを生み出す原動力になっています。その上、低回転域での自然なスロットル・レスポンスも犠牲にしていません。吸気経路を短くして効率を高めたハイ・パフォーマンス間接式インタークーラー・システムは、大容量の低温インタークーラー1基と、エンジンに隣接配置した2基のインタークーラーで構成されます。フロント・スポイラーの直後にはオイル・クーラーとサブ・ラジエターを備え、エンジンの熱効率を高めます。エア・フィルター・ハウジングとインテーク・ダクトの更なる最適化で吸気抵抗を大幅に低減し、流量を増やした燃料供給システムとの相乗効果で、それまでの550PSから36kW (50PS) の出力向上を達成しました。

ALPINA専用のマーレ製ピストンは、10.0:1の圧縮比と1.4barの最大過給圧に対して、圧力と温度が最適になるよう設計されています。

傑出した高出力・高トルク特性を実現しているにもかかわらず、JC08モードでの燃費は7.5~7.8 km/ℓです (モデルにより異なります)。

※JC08モードは定められた試験条件での値(JATA/ 公益財団法人日本自動車輸送技術協会による計測値)です。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。

 

6気筒 BITURBO ガソリン

直列6気筒Bi-Turboガソリン・エンジンの総排気量は2,979ccです。

ダイレクト・インジェクション・システムとツイン・ターボ・テクノロジーの組み合わせで、301kW (410PS)/ 5,500~6,250rpmの最高出力と、600Nm/ 3,000-4,000rpmの最大トルクを発生します。

このハイ・パフォーマンス・エンジンの動力特性は、洗練された8速スポーツ・オートマチック・トランスミッションとの相乗効果により一段と引き出され、いつでも発揮できる鋭いエンジン・レスポンスが、ALPINAの典型的なドライビング・プレジャーを提供します。

このパフォーマンスを実現するキー・テクノロジーが、ツイン・ターボチャージング・コンセプトです。大径タービンを採用するシングル・ターボ・チャージャー・システムに比べて、高回転域でのエア・フローを確保しつつ1基あたりのタービンを小型化でき、回転質量が小さくなります。これがレスポンスを向上する鍵となります。さらに、ウエストゲート・バルブを電子制御化したことで過給圧の緻密な制御が可能になり、出力とエンジン・レスポンスが一段と向上しました。

ツイン・ターボ・チャージング・コンセプトに基づいて専用設計したインダクション・ダクトが、エア・フィルター・ハウジングからターボ・チャージャーまでの吸気抵抗を最小化します。ハイ・パワー・エンジンの熱負荷を最適に管理するため、エア・フローを最適化したアルミニウム製ハウジングの大容量インタークーラーを含む、ハイ・パフォーマンス・クーリング・パッケージを専用設計しています。

NGKスパーク・プラグ、鍛造スチール製クランクシャフト、アルミ鋳造クランクケースなども、ALPINAエンジンのハイ・パフォーマンスに重要な役割を果たします。

エンジン・オート・スタート/ストップ機能および可変バルブ・タイミング機構を備えた6気筒Bi-Turboエンジンは、JC08モードでの燃費が10.6 km /ℓ です。

※JC08モードは定められた試験条件での値(JATA/ 公益財団法人日本自動車輸送技術協会による計測値)です。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。

6気筒 BITURBO ディーゼル

ALPINA社が開発した3.0リッター直列6気筒Bi-Turboスーパー・スポーツ・ディーゼル・エンジンは、パワー、トルク、効率のいずれもが傑出しています。

BMW製の洗練されたベース・エンジンは、主要構造部が軽量なオール・アルミニウム製で、最新世代のコモンレール・ダイレクト・インジェクション・システムと、可変タービン・ジオメトリーの2ステージ式ターボチャージャーを備えています。

ALPINA社は、ベース・エンジンのエア・フローを最適化し、吸気システムの圧力損失を低減することで、エンジンの潜在能力を一段と引き出して高出力化と運転特性の向上を実現しました。その上、過給圧と燃料噴射圧を大幅に高めることで、257kW (350PS)/ 4,000rpmの最高出力と700Nm(71.4kgm)/ 1,500~3,000rpmの最大トルクを達成しました。熱負荷が大きくなる過給エンジンでは、クーリング・システムの能力がエンジン・パフォーマンスに大きな影響を及ぼします。そのためハイ・パフォーマンス・クーリング・パッケージを開発し、熱負荷が最大になってもフル・パワーを発揮できるように仕上げました。

クーリング・パッケージは、エア・インレット/アウトレット・ポートの形状を最適化した大容量インタークーラーと、冷却効率を優先してホイール・アーチの前方に配置した2つのサブ・ラジエターで構成されます。傑出した高出力・高トルク特性を実現しているにもかかわらず、JC08モードでの燃費は15.9~17.0 km/ℓです (モデルにより異なります)。

※JC08モードは定められた試験条件での値(TÜV SÜDまたはDEKRA Automobil GmbHによる計測値)です。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。